2010年1月24日日曜日

産業技術大賞に「離型剤」 中小企業の革新的製品表彰

産業技術大賞に「離型剤」 中小企業の革新的製品表彰
2010年1月23日(土) 埼玉新聞を抜粋編集 

 県は22日、県内中小企業の革新的で優れた製品や技術を表彰する「彩の国産業技術大賞」の2009年度の受賞企業5社を発表した。

 大賞は、離型剤やエンジンオイルの製造販売を手掛ける青木科学研究所(美里町、青木久治社長)の「画期的な油性型ダイカスト用離型剤の開発による生産性・環境性・経済性の向上技術」。

 鋳造(ダイカスト)したアルミ製の自動車部品などを、金型からスムーズに引き離すため金型に塗る「離型剤」を“油性”で開発。

 油性離型剤は、金型の付着率が格段に良く、塗布量は従来の1000分の1で済み、排水処理も不要にした。金型が長寿命化し、通常サイズの鋳造装置(350トン)だと1台当たり年間1500万円の金型代が削減できるほか、二酸化炭素の大幅削減につながるという。

 奨励賞はフィルターメーカーのindustria(入間市)の「エレメント・レス・フィルター『FILSTAR(フィルスター)』の製品化」。

 特別賞には(1)アキム(坂戸市)の「車載用加速度センサの温度特性検査装置の製品化(2)岩岡印刷工業(三芳町)の「特許技術である『薄紙印刷方法及びオフセット輪転印刷機』による坪量20g/㎡の超薄紙印刷物の実現」(3)シーエスエンジニアズ(さいたま市)の「地震時、液状化現象によるマンホール浮上抑制技術『ハットリング工法』の確立」が選ばれた。