2009年6月30日火曜日

東松山市お寺マップ

東松山市お寺マップ

川越に自転車専用通行帯 県内設置は23年ぶり

 2009年6月29日(月)埼玉新聞を抜粋編集

 県警と川越市が今年3月、川越市郭町の市道0001号線に「自転車専用通行帯」を設置した。この市道は蔵造りで有名な「一番街」への通り道として利用されることが多い。車道両側の幅50センチの路側帯を自転車と歩行者が混在して通行していたため、地域住民からは「危ない」との声が上がっていた。同通行帯が設置されたことで、周辺住民から「安全、快適に通行できる」と好評だ。1986年7月に川越市に設置されて以来、県内では23年ぶりに誕生した。

 同市道について、市と協議を進めてきた自治会長の男性(64)は「当初、市は『ゼブラゾーンを設置する』と計画していたが、自転車専用の通行帯の方が良いと提案した。これから夏祭りの時期なので、通行量も増える」と利用者増を見込んでいる。

 県内で自転車専用通行帯が設置されているのは、川越市脇田本町の赤心堂病院前、入間市藤沢の団地内、滑川町山田の武蔵丘森林公園内の3カ所。

2009年6月16日火曜日

川越藩

川越藩ウィキペディア
川越藩Y!百科
川越藩川越原人のホームページ

2009年6月15日月曜日

河越茶:川越の豪族館跡、茶の栽培進む

6月12日 毎日新聞を抜粋編集

 鎌倉幕府の有力御家人だった河越氏が築いた川越市の館跡(国指定史跡)で、茶の植栽が進められている。一帯は中世、狭山茶の源といわれる「河越茶」の産地とされ、館跡から茶道具も出土し居住の武士らが茶を喫していたとみられる。市は史跡公園の整備を機に、館の歴史と合わせ、かつて全国に聞こえた河越茶をPRする。

 茶は平安時代初期に唐から伝わり、鎌倉時代には武士にも喫茶の習慣が広がったとされる。南北朝時代の正平元(1346)年ごろの書物「異制庭訓(ていきん)往来」で、館跡の一帯とみられる武蔵河越の地が、京都栂尾(とがのお)などに次ぐ全国の銘茶5場の一つに紹介された。

 市文化財保護課によると、植える茶は5種類。川越市内の農家で代々栽培されてきた在来種▽現在の全国的な茶の代表種「やぶきた」▽その改良種「さやまかおり」の3種類計1090株を今年3月、11月にオープン予定の館跡1期整備地(約1・3ヘクタール)の一角に花壇状などに植えた。

 さらに、国内の茶の発祥地とされる栂尾山高山寺(京都市)と日吉大社(大津市)から種を譲り受け、2年後の移植を目指しプランターで育てている。

 河越氏は平安時代末期~室町時代に館を構え、その後は関東管領の上杉氏が陣所を構えた。いずれも室町時代のものとみられる天目茶わんやお茶をたてる湯を沸かす「風炉(ふろ)」、茶うすが出土。上杉氏が所持した可能性が高いが、文化財保護課は「河越氏の時代には既に、武士や歌会などで訪れた僧らが喫茶していた可能性が強い」と推測する。

 市は、館跡で茶摘みや喫茶を楽しむイベントを行い、シンボルツリーとなる茶の大木を植えることなどを検討する予定。

2009年6月13日土曜日

川合善明市長:目指すは、「住みやすい、住んで良かった川越」

2009 年 6 月 5 日、クオリティ埼玉を抜粋編集

 NHK連続テレビ小説「つばさ」の舞台地となり、いっそう賑わいが増した感のある川越市。2009年2月新たに就任した川合善明市長に、川越市のまちづくりについて話を聞いた。

 「川越市のまちづくりの理想像は、抽象的になりますが、“住みやすい、住んで良かった川越”です。歴史と伝統を重んじた品格を感じさせ、なおかつ、若者にとっても魅力あふれるまちというイメージですね」

 JR川越駅前のクレアモールから大正浪漫夢通り、蔵造りの町並みと続く約2.5kmの商店街は日本一の長さとも言われ、平成~昭和~大正~明治~江戸とそれぞれの時代を映した町並みが魅力だ。平日にもかかわらず、若者から高齢者まで実に見事な賑わいぶりを示している。
 
鏡山酒造跡地の活用kura
 そんな中心市街地に5月2日、新たな“顔”が誕生した。本川越駅から約150m、クレアモールと大正浪漫夢通り、蔵造りの町並み双方への起点に位置する鏡山酒造跡地の暫定活用が始まっている。
 明治、大正、昭和の各時代の酒蔵が残る鏡山酒造は2000年に廃業。現在、川越市では2010年秋を目処に地域の食文化や特産物の提供、観光情報発信などを行う施設整備事業の準備を進めているところだ。すでに改修工事は終わっているが、現在は具体的に何をやるのか構想を練っている段階。指定管理者制度を活用し、民間の活力を注入する予定という。

 「本格オープンはもう少し先になるが、“つばさ”効果を利用し、いっそうの観光客誘致を目指すとともに、訪れた人々への観光情報発信拠点として、2010年3月末まで暫定活用することとなりました」

 ちなみに埼玉りそな財団の試算によると、9月26日までの放映期間中、市内観光客は250万人増加するという。
 暫定活用では川越市観光案内所、埼玉県物産観光館川越店、小江戸川越伊佐沼農産物直売所、新富チャレンジショップ、イベントスペースに加え、現在「つばさ」展が開かれ、スタジオセットのレプリカやパネル、メイキング映像などを楽しむことができる。
 
 「今から約40年ほど前、私の高校時代、蔵造りの町並みや菓子屋横丁は寂れていました。地元の人々による“川越蔵の会”の地道な活動などが実ったことと、1990年のNHK大河ドラマ「春日局」により観光客が急増したのです」

選択と集中で、徹底した行財政改革
 まちづくりの課題はどうだろうか。
 「就任して分かったことですが、川越市は想像以上に良くない財政状況です。行財政改革は必ず成し遂げねばなりません。一つ一つの事業を見直し、不要な事業は廃止し、本当に必要なところへ重点配分するつもりです」

 選択と集中が緊急課題となっている。すでに、市立大学開学計画は白紙撤回とした。市内には私立大が4校あり、少子化の時代にあえて民間と競争する必要性は低いと判断したからだ。

 「事業の見直しの判断基準となるのは、次世代を担う子どもたちに関わる事業や多数の市民に関わる事業を優先的に実施したいと考えています」

 徹底した行財政改革を進めるため、中期財政計画を策定することになる。その第一段階として市長・副市長の給料引き下げや市の組織改正を実施するという。すでに4月の組織改正では、新斎場建設、中高一貫教育、地域緊急経済対策に関する部署を新設した。
 
 
川越駅西口に拠点施設
 今後の重点施策についてポイントを整理してみよう。「判断基準の一つは、次世代を担う子どもたちに関わる事業」と言うように、子育て支援策として、6月補正予算に待機児童の解消を目指し、保育所整備基金を提案する予定だ。また、現在ほぼ6割ほど進んでいる小中学校の耐震化完了計画を 2015年度から2012年度に前倒した。

 さらに、川越駅西口の拠点施設整備事業が本格化する。県と川越市の共同事業で、「西部地域振興ふれあい拠点施設(仮)」だ。県地方庁舎・産業支援施設・大学コンソーシアムなど県の産業支援・人材育成施設と、市民活動支援センター・ホールなど市の施設、そして民間によるにぎわい施設などが主な内容となる。今年度は事業者の選定や設計が行われる。
 

まちづくりは住民参加&ロングスパンで
 最後にまちづくりについての考え方を伺った。
 「長期間にわたる市民活動が突破口となり、蔵造り周辺の地域が活性化したことからも分かるように、良いまちづくりをするには、思い切って20~30年というロングスパンで考えることが必要ではないでしょうか。ビジョンのない開発は避けるべきです。中心市街地の周辺・郊外地域のまちづくりについても、住民参加によって各エリアに合ったまちづくりを長期計画で進めていきたいですね」

2009年6月10日水曜日

「東海道線を川越へ」という運動、川越

2013年には、東海道線が上野まで伸びます。
この線の一部を、大宮ー川越まで引き込もう、という運動があります。

東北縦貫線 【画像】
東北縦貫線計画


新宿経由も?【画像】

2009年6月9日火曜日

川越の「蔵造りの町並み」 「歩行危険」77%  ホコ天66%賛成

2009年6月5日 読売新聞を抜粋編集

 観光客らによる車の往来が激しい川越市の「蔵造りの町並み」の周辺住民を対象に、市と埼玉大学が共同でアンケートを実施したところ、約8割が危険だと感じ、約7割が歩行者天国の導入を望んでいることがわかった。結果を踏まえ、市は今秋、一方通行や歩行者天国を取り入れた交通社会実験を実施する。

 同市仲町~札の辻(元町)まで南北約400メートルの「蔵造りの町並み(一番街)」には、江戸、明治期から続く蔵造りの商家や時の鐘があり、観光客の人気スポットになっている。週末には車がどっと押し寄せ、一番街や周辺の道路は交通渋滞に見舞われる。

 アンケートは今年2~3月、一番街の周辺住民6077世帯を対象に行い、2338世帯(38・5%)が回答した。その結果、車の往来が激しく、歩行者にとって「危険」「やや危険」と感じる人は計76・8%、歩いての横断が「しにくい」「ややしにくい」との回答も計73・1%に上った。

 打開策として最も賛成が多かったのは「休日のみ日中を歩行者天国にする」で、「賛成」「条件付き賛成」が計66・3%を占めた。条件は「周辺道路が混雑しないこと」「バス停を便利な場所に移すこと」など。

 また、一番街を訪れた観光客へのアンケート(昨年11月実施、有効回答271人)では、「休日のみ日中を歩行者天国にする」(賛成55・4%)、「平日は終日一方通行。休日はこれに加え日中を歩行者天国にする」(同32・1%)など改善を望む声が目立った。

 これらの結果を踏まえ、市は今年11月、一番街で交通社会実験を実施。北から南への一方通行を終日行うほか、土日祝日はさらに午前10時~午後4時に歩行者天国を取り入れる。

2009年6月8日月曜日

16市町村が作成未定 地震ハザードマップ

 2009年6月7日(日)埼玉新聞を抜粋編集
 
 地震が発生した場合に備え、危険地域や被害状況などを予測して被害の低減につなげる「地震ハザードマップ」について、16の県内市町村が作成時期を未定としていることが、県のまとめで分かった。

 マップは2006年に改正された地震対策特別措置法に基づき、市町村ごとに作成が求められている。県が独自に行った「地震被害想定調査」を基に昨年度までに50自治体が作成を済ませ、ほか4自治体が11年度までの作成を目指している。

 だが「洪水ハザードマップ」(県内55市町が対象)は、本年度末までに対象の全市町が作り終えるのに比べ、地震マップは16の自治体が完成時期をいまだ決めていない。

 法律で作成を義務化された洪水用に対し、地震用は努力目標となっていることが要因として挙げられる。

 所沢市は「避難場所となる公共施設の耐震強化を進めている段階で、それを踏まえてしっかりしたマップを作りたい。市民に有効活用してもらうことが大切で、地震だけでなく洪水なども入った総合的なマップとしたい」と遅れている理由を説明した。

 危険区域を公表するハザードマップは迅速な避難誘導などの観点から10年ほど前から必要性が指摘され、当初は「住民の不安をあおる恐れがある」「地価が下がる」「マンションが売れなくなる」といった意見もあった。しかし危機管理意識の高まりを受け、今は「何かあった場合に予測される危険度を、事前に住民に伝えない方が問題」とする考え方が主流だ。

2009年6月7日日曜日

川越きもの散歩

川越きもの散歩 (かわごえきものさんぽ) Yahoo!新語より
-カルチャー&エンタテインメント -2009年5月28日

埼玉県川越市の着物好き市民による市民サークル。毎月28日の午前11時に成田山川越別院にお気に入りの着物を着用して集合し、境内で開かれる骨董市に並ぶ古着の着物などを見て回った後、蔵造りの商家が軒を並べている一番街商店街までの約1キロメートルを歩くのがサークルの活動。主宰しているのは市内でタウン誌を発行している「川越むかし工房」で、代表者の藤井美登利は「江戸情緒が残る川越は着物姿が似合う街。街の景観に彩りを添えることができればと思って始めた」と動機を語っている。会員は現在約20人で、20~50代まで年齢はさまざま。親子そろって着物で街中を歩くイベントなどを予定している。

2009年6月6日土曜日

「町の花」ハナショウブ咲き誇る 川島町

2009.6.5産経新聞を抜粋編集

 埼玉県川島町下八ツ林の「平成の森公園」で、町のシンボルでもあるハナショウブが見ごろを迎えている。ショウブ園では、紫や黄、白など色鮮やかなハナショウブが咲き誇り、来場者の目を楽しませている。

 川島町は昭和59年、町の合併30周年を記念して、ハナショウブを町の花に指定した。ショウブ園には約2600株のハナショウブが植えられ、同町は「ハナショウブに囲まれた中を、歩いて散策できます」とアピールしている。

2009年6月4日木曜日

バーベキューつけ麺で栄冠 見沼区のラーメン店

 2009年6月3日(水)埼玉新聞を抜粋編集

 全国の有名ラーメン店を一堂に集めた初めてのイベント「ラーメンShow in Tokyo 2009」(主催・日本ラーメン協会、千葉憲二理事長)内で行われたコンテストで、さいたま市見沼区蓮沼、「俺達の麺style BooBooKing」店長の長谷川瞬さん(23)が第1回優勝者に輝いた。

 イベントは、東京都世田谷区、駒沢オリンピック公園で5月末に3日間にわたり開催。全国のご当地ラーメンをはじめ、首都圏の人気店によるコラボラーメンなど、ここでしか食べられないラーメンが25ブース出そろった。

 優勝した長谷川さんのメニューは「バーベキューつけ麺」。味付け豚バラ肉のスライスが丼を覆うように載せられ、中央に卵の黄みが落とされた逸品。具とめんをバーベキュー味の豚骨スープに付けて食べる。長谷川さんは「信じられない。若手の代表としてみんなを元気づけたい」と喜んでいた。3組の中には同市大宮区、「らぅ麺ガラ喰楽学校」店長の佐藤亘さん(35)も勝ち残った。

三つの工業団体が統合し「入間市工業会」が発足

2009年06月03日 日刊工業新聞を抜粋編集

入間市にある三つの工業団体が統合し、5日に「入間市工業会」(仮称)が発足する。各団体では研修や講演会など会員企業の発展・交流を目的とした事業を行ってきたが、重複して入会している企業も多かった。会員企業数が82社となる新団体では、スケールメリットを生かした事業を展開するほか、企業同士の情報交換を促進させ、ビジネスチャンスの創出を図る。
 統合するのは、同市内の大手企業を中心に構成する入間市工業会(杉山慎一郎会長=杉山チエン社長、会員企業数53社)、同市内の工業団地の立地企業から成る武蔵工業団地連絡会(会員企業数35社)と狭山台工業団地連絡会(同30社)。新団体の会長には杉山会長が就任予定。事務局は入間市環境経済部商工課に置く。

2009年6月1日月曜日

最先端の植物工場「野菜工房」 秩父で稼働

 2009年5月21日(木)埼玉新聞を抜粋編集

 今春、秩父市みどりが丘の工業団地で遊休工場を利用した「野菜工房」が稼働した。工房といっても野菜の加工品を作っているわけではない。実は野菜工場、本物のレタスを作る会社なのだ。植物工場は全国に50カ所ほどあるが、「低細菌」「低硝酸」を前面に出した工場はほかに例がないという。野菜工房を訪ねた。

 ■空き部屋が工場

 建物は2階建て。元は電子部品会社の工場だった。静かで人の気配もないので電話すると大山敏雄社長(59)が出てきた。1階の奥の空き部屋を借りている。大手食品会社で水耕栽培の研究をしていた大山社長と、地元出身で元大手商社員の周藤一之副社長(53)が中心になって設立した。

 植物工場は2月下旬から稼働。広さは約430平方メートル。床面積を有効に使うため三段式の平棚を採用。ここで種まきから、移植、収穫までを行っている。生産能力は1日900から千株、年間45トン。現在、役員を含め六人が従事、リーフレタス、フリルアイス、サラダ菜を栽培、出荷している。

 ■光源は蛍光灯

 工場は完全制御で太陽光を完全にシャットアウト、外気もフィルターを通したものしか入れない。光源は蛍光灯で1年を通じて20度から24度になるように管理している。水耕栽培で、栄養分は必要な時に必要なだけ、霧状にして供給する。

 栽培施設に虫が入ってこないので農薬を使う必要がない。また、食品工場の衛生概念を導入して低細菌を実現、洗わずに新鮮な野菜が食べられる。周藤副社長は「家庭でのおいしさもさることながら、業務用では無駄がなく、鮮度維持、コスト、労働時間の削減など大きなメリットがある」という。さらに、必要な栄養分だけを与えているため「低硝酸の野菜ができ、えぐ味がなく甘く、子どもも嫌がらずに食べられる」とか。

 ■30数日で収穫

 種をまいてから30数日で収穫できる。すでに秩父地域のホテル、百貨店、スーパー、レストランを中心に、深谷市や都内にも出荷している。ラベルには「A(洗わず)A(甘い)A(安心野菜)」の表示がされている。

 価格は露地ものより割高だが、周藤副社長は「年間を通して同じ価格、品質で天候不順による相場に左右されない。業務用の仕入れの35%から55%の野菜は商品にならないで捨てているが、うちの場合は95%使える。決して高いものではない」と話した。大山社長は「低細菌、低硝酸を前面に出した工場はほかに例をみないもの。設備のハードとしても、栽培方法のソフトとしても最先端のものと自負している」という。