2010年4月28日水曜日

岩槻「観光タクシー」利用ゼロ

 さいたま市岩槻区の岩槻タクシー(小暮光康社長)が、歴史の街・岩槻の観光名所を巡る「観光タクシー」を始めたが、苦戦している。運転手は歴史の知識を蓄えて出番に備えているが、2月末のスタート以来、利用者はいまだゼロ。

 コースは、城下町の風情が残る街並みや江戸時代に形成された「人形の街」のたたずまいなどが楽しめる全長13・2キロ。観光スポットは、〈1〉1671年に岩槻城主が設置し、現在も朝夕の2回、街に時を告げ続ける「時の鐘」〈2〉坂東三十三観音霊場の十二番札所「慈恩寺」〈3〉西遊記のモデル玄奘三蔵の遺骨塔「玄奘塔」〈4〉岩槻城址(じょうし)公園〈5〉人形製造・販売の「東玉人形の博物館」の5か所ある。

 地元の歴史に詳しい運転手が約2時間半かけ、案内しながら巡る。最大で4人乗車でき、1台(普通車)当たりの運賃は1万2000円。5台を準備しており、担当運転手は、岩槻の歴史について勉強を重ねている。

 観光タクシーは予約制。問い合わせ、申し込みは同社((電)0120・866・188)へ。

2010年4月23日金曜日

最大級農産物直販所  川越に28日オープン 

2010年4月23日 読売新聞を抜粋編集

 JAいるま野の農産物直販所「あぐれっしゅ川越」が28日、川越市城下町にオープンする。同JAの直販所はこれで19か所目となるが、売り場面積が約540平方メートルと、屋内型直売所としては県内最大級の規模になる。

 「あぐれっしゅ川越」は市役所近くの国道254号沿いに新築。小江戸・川越にふさわしいよう蔵造り風の外観とし、250台分の駐車スペースも設けた。名称は「アグリカルチャー(農業)」「フレッシュ(新鮮)」「アグレッシブ(積極)」の3語から取った。

 売り場には、市内の農家が生産する季節の野菜や加工品など、数十種類の商品が置かれる予定。営業時間は午前9時~午後5時で水曜定休(祝日除く)。

 初日の28日は午前10時に開店。5月2日まで10%割引のオープニングセールを行う。問い合わせは、あぐれっしゅ川越((電)049・227・0831)へ。

飲食店主ら食べ歩きマップ  富士見・ふじみ野

2010年4月23日 読売新聞

 富士見、ふじみ野で味巡りはいかが――。両市の若手飲食店主らが、一押しの飲食店など46店を紹介する食べ歩きマップ「ごくうま」を作った。各店のお薦め料理の情報だけでなく、マップを持参した客だけが「裏メニュー」を注文できる“特典”も付けられ、ユニークな食のガイドになっている。

協賛企業などを募り、ポケットサイズのA6判、80ページのカラーマップに仕上げた。

 「裏メニュー」は各店1品。和食店の「じゃことわかめの混ぜご飯」、うどん店の「納豆うどん」、イタリアンレストランの「ハート型ピザ」など、いずれも趣向が凝らされており、マップに店からの一言も添えられている。

 マップは4万部作られ、掲載店や協賛企業、地元の各種イベント会場などで無料配布されている。実行委の松本成朗代表(36)は「地元の飲食店を元気づけることができれば」と話し、市内外から食べ歩きに訪れる人が増えることを期待している。

 問い合わせは、発行元のナ・ルミナス((電)080・4068・6373)へ。

2010年4月16日金曜日

埼玉観光 「また来たい」93%  県アンケート

2010年4月16日 読売新聞を抜粋編集

 埼玉には観光地のある印象が薄いが、実際に来た人の満足度は高い。そんな傾向が、県観光課が15日発表したアンケート調査で浮かび上がった。

 調査は、インターネット調査(県内外1031人、昨年9月)と、県内15か所の観光客への対面調査(4060人、昨年10~11月)で行った。
秩父夜祭は、県のネット調査で認知度が20%にとどまった

 ネットでは、25の観光名所やイベントの認知度を聞き、「よく」と「だいたい」を合わせ、知っている人が4割を超えたものはなかった。具体的には、「長瀞のライン下り」(38%)、「川越の蔵造りの街並み」(36%)、「秩父夜祭」(20%)などだった。

 埼玉の全体的なイメージについても、「新しい・古い」「おしゃれ・ださい」などほとんどの項目で「どちらとも言えない」が5割を超え、存在感の薄さが目立った。「リゾート」「高級感」といったイメージに関しても「あてはまらない」との回答が半数を占めており、埼玉への観光意欲がわきにくい状況にあることを示した。

 一方、観光客への対面調査で、埼玉を訪れたきっかけを聞くと、「場所や施設にひかれて」は20%にとどまった。しかし、93%は「また来たい」と回答。ふとしたきっかけで埼玉を訪れ、そのままリピーターになるケースが少なくないことをうかがわせており、同課は発信力を高めていけば観光客は増やせるとみている。

2010年4月15日木曜日

自己紹介名刺

  1. 趣味:ホームページの更新 1995年よりほぼ毎日
  2. 長所:努力し続けること
  3. 生活:土、日も関係なく、同じ生活。電動自転車
  4. 食べ物:納豆、面、貝のおつゆ、酒盗、焼のり
  5. 座右の銘:「常在学習 万象皆師」
  6. 良かった経験:旅で東南アジア、世界を体験
  7. 取り組んでいること:武蔵地域の観光地域おこし NPO法人武蔵観研
  8. pプロパティ:O型、獅子座、辰年、8月13日

2010年4月13日火曜日

らき☆すた神輿 上海万博へ 海越える「萌え文化」

2010年4月11日(日)

  人気アニメ「らき☆すた」の絵をあしらった旧鷲宮町(現久喜市)の土師(はじ)祭名物「らき☆すた神輿(みこし)」が、5月1日に中国で開幕する上海国際博覧会(上海万博)へ出展される計画が浮上している。日本のアニメや漫画などを体験してもらう国と企業の官民協働イベントの一環。展示のほか、現地のファンに担いでもらう構想も出ている。鷲宮から世界へ。らき☆すた神輿のグローバルな活躍に、地元関係者は「万博帰りの神輿になれば、鷲宮や土師祭にとって絶好のPRになる」と期待を寄せている。

■アニメと伝統が融和

 らき☆すた神輿は2年前、鷲宮神社の門前通りで毎年9月に行われる土師祭を盛り上げようと、らき☆すたファンと地元住民が協力して製作。祭りを主催する祭興会が所有、鷲宮町商工会に管理を委託している。

 日本の漫画やアニメに代表されるサブカルチャーは海外で「クールジャパン」と呼ばれ、注目を集めている。こうした日本が誇るコンテンツを上海万博を通じて、さらに広めるのがイベントの狙い。その中で人気アニメと伝統文化が結び付いたらき☆すた神輿に白羽の矢が立った。

 また、キャラクターへの愛情を示す「萌(も)え」という言葉も「最萌」(一番萌えたという意味)などの用法で浸透しているという。らき☆すた神輿でおなじみの「萌ーえ、萌ーえ」の掛け声が、海を越えた上海の地に響き渡るかもしれない。

2010年4月6日火曜日

自転車道700キロ整備へ 県が「ぐるっと埼玉」構想

2010年4月6日(火) 埼玉新聞を抜粋編集 

自転車保有率日本一という埼玉の特性を生かし、県は本年度から国道や県道沿いに自転車道を整備する「ぐるっと埼玉サイクルネットワーク構想」に着手する。将来的に各所を結ぶ約700キロの県内周遊ルートなどを整える計画だ。10月には熊谷スポーツ文化公園周辺でサイクリング・フェスティバルを開催し、自転車利用の機運を高めていく。

日常生活の移動手段として活用される自転車は近年、スポーツ・レクリエーションや環境に優しい乗り物として利用ニーズが高まっている。エコ対策として「自転車通勤」が勧められているほか、県内には観光スポットが近距離に点在するため、渋滞する自動車を避けて自転車で〝名所巡り〟を行う観光スタイルも広がりを見せている。

サイクル構想は「交通安全」の視点に加え、自転車を活用した「健康増進」や「観光振興」が狙い。社団法人自転車協会の調べで、埼玉の自転車保有台数(2008年)は約543万6千台で全国トップ。人口比に換算した保有率(76・9%)でも最も高い。

現在、県中央部の「荒川自転車道」や県北東部の県境を走る「利根川自転車道」「江戸川自転車道」など、構想700キロのうち320キロが整備されている。それらをつなぐ残り380キロのルートを段階的に整え、将来的には秩父地域まで延ばす計画だ。

まずは09年度補正予算と10年度予算の計約1億7千万円で計11路線(計約16・5キロ)を整備する予定。主な道路は荒川自転車道の終点と武蔵丘陵森林公園をつなぐ県道区間(東松山市―滑川町)、今月中旬に自転車道が開通予定の国道254号富士見―川越間と荒川自転車道を結ぶ国道463号区間(志木市)など。

埼玉県内商店街通行量 川越のサンロード、新富町が1、2位独占

2010.4.5  産経新聞をを抜粋編集

埼玉県内各地の商店街の通行量を県が初めて調査したところ、平日と休日の1、2位を、川越市の「川越サンロード商店街」と「川越新富町商店街」が独占したことが5日、明らかになった。市の担当者は「所沢市の商店街と並ぶ2大商店街とされていたが、NHK連続テレビ小説『つばさ』効果が出た」とにんまり。商店街では「つばさ」で知名度が上がった蔵造りの町並みを生かし、集客につなげたい考えだ。

県商業支援課によると、調査は昨年10月~今年1月、商店街のない7町を除く57市町村の91商店街で実施。平日2日間と休日の計3日間の午前9時~午後9時の通行量を調べた。商店街の特徴を把握し、今後の振興に生かすことが目的。

調査によると、商店街の平均通行量は平日3934人、休日4048人。男女別ではEdit HTML男性が45・3%で女性は54・7%だった。

平日通行量が最も多かったのは川越サンロード商店街の2万4740人。続いて、川越新富町商店街の2万2554人、所沢市の「所沢プロペ商店街」の1万9216人となった。

休日は川越新富町商店街の3万8609人、川越サンロード商店街の3万8314人、所沢プロペ商店街の1万9371人の順に通行量が多かった。

川越新富町商店街振興組合の益子淳一理事長(58)は「駅と蔵造りの街の配置が人を呼んでいる」と指摘し、「素人ちんどんフェスティバルなど客を喜ばせるイベントを行い、ホームページでこまめに情報発信している」と語る。

今月からは、商店街北部の鏡山酒造跡地で観光案内所などの建設も始まる。益子理事長は「駅や商店街と蔵造りの街をつなぐ拠点になり、商業と観光の起爆剤になれば」と期待を寄せている。

2010年4月5日月曜日

ホームページを翻訳、読み上げ 所沢市が英語と中国語に

2010年4月5日(月) 埼玉新聞を抜粋編集 

所沢市は4月から、市ホームページ(HP)を英語と中国語に翻訳し、音声で読み上げるサービスを始めた。プログラムの開発元によると、HPの外国語訳を読み上げる機能の提供は自治体・民間を含め全国で初めてという。

同市HPは2008年12月のリニューアルで、多言語(英語、中国語、韓国語)翻訳の提供を開始。快適に閲覧するためのツール「ズームサイト」を搭載しており、日本語の音声読み上げも可能。また文字サイズや文字色を変更したり、本文に日本語またはローマ字でふりがなを振ったりすることもできる。

この「ズームサイト」を今回バージョンアップすることで、英語・中国語翻訳の音声読み上げが可能になった。HP上の翻訳ボタンをクリックすれば、男性の声で訳文の読み上げが始まる仕組みだ。


所沢市