2010年7月21日水曜日

ホンダ寄居工場、2013年稼働に向け準備

2010.7.20 産経新聞を抜粋編集

 ホンダは20日、世界的な景気低迷の影響で稼働を凍結していた寄居工場(埼玉県寄居町)について、平成25年の生産開始に向け準備を再開すると発表した。埼玉県や地元寄居町の関係者からは、「稼働が決まってホッとした」「県経済の活性化につながる」と歓迎の声が上がった。稼働すれば、地域の雇用創出につながるだけでなく、世界的に需要が高まっているハイブリッド車(HV)など次世代環境車の中核生産拠点が県内に誕生することになる。

2010年7月19日月曜日

川越ロケ、お世話します

2010年07月17日 朝日新聞を抜粋編集

◇撮影スポット紹介・許可手続き案内…

 川越市は、地元での映画やドラマの撮影を支援する「川越ロケーションサービス」を設立した。記念企画として、「川越百万灯夏まつり」の期間中の8月1日、NHKの朝の連続テレビ小説「つばさ」に使われた蔵造りの商家を、主人公の実家「甘玉堂」として1日限定で復活させるという。

◇市など支援組織設立

 同サービスは、市内で撮影されるテレビや映画などの映像を通じて、川越の魅力を全国に発信し、観光客誘致など地域の振興に役立てるのが狙い。市内の商店街や交通機関などで組織する小江戸川越観光推進協議会、小江戸川越観光協会、川越商工会議所も、協力団体として参加した。

 具体的には、これまで市や観光協会などが個別に対応してきたロケ地探しの相談を、市観光課に設置した窓口に一本化。(1)市内の撮影場所に関する情報提供(2)市内公共施設の撮影に関する相談や管理者との連絡調整(3)撮影に関する各種許認可手続きの案内――などについて、撮影が順調に進むよう全面的に支援する。

 市によると、同様のサービスを実施している県内の自治体は同市で20番目という。

 相談は無料。市観光課の同サービス直通電話(049・224・5940)で申し込める。市のホームページから用紙をダウンロードして必要事項を記入し、ファクス(049・226・4102)やメール(kanko@city.kawagoe.saitama.jp)で申し込むことも可能という。

甲冑隊が「忍城」観光PR  「のぼうの城」映画化

2010年7月18日 読売新聞を抜粋編集

 戦国時代末期の忍城攻防戦を描いた和田竜さんのベストセラー歴史小説「のぼうの城」の映画制作を前に、忍城がある行田市が、市の魅力を全国発信する「忍城おもてなし甲冑(かっちゅう)隊」を披露した。25日の「行田浮き城まつり」で行われる結成式で“初陣”を飾る。

 甲冑隊のメンバーは、県ふるさと雇用再生基金事業を活用し、一般から公募。応募者75人の中から、忍城城代・成田長親役の岩井秀樹さん(52)ら12人が選ばれた。

 2012年3月末まで忍城跡や郷土博物館、さきたま古墳公園などで、剣舞のパフォーマンスを披露したり、観光客と記念写真を撮ったりするほか、甲冑の着付け教室も行う。さらに、県内外の行事に参加し、同市の観光と映画のPRを展開する予定だ。同市観光プロジェクト推進室は、「甲冑隊の結成で、市のイメージアップと市民のおもてなし意識の向上を図りたい」と活躍に期待している。

 映画は8月クランクインで、11年秋に公開予定。主役の成田長親は、狂言師の野村萬斎さんが演じる。

2010年7月17日土曜日

川越の中高年バンド「大野イサムとJ&K」 がスタート

 2010年7月16日(金) 埼玉新聞を抜粋編集
 
 施設利用の高齢者に役立てばと、川越市内の39歳から80歳の音楽好きな中高年13人がアマチュアバンド「大野イサムとJ&K」(大野勇バンドマスター)を立ち上げた。

 高齢化社会に向けて新たな青春をスタートさせたメンバー。バンドを誕生させた中心はバンドマスターの大野さん(69)、関根章次さん(73)と間中繁孝さん(64)の3人。大野さんの名前と、関根さんと間中さんが営む会社名の頭文字を取ってバンド名を「大野イサムとJ&K」と命名した。約12年前、大野さんと関根さんが訪れていたディナーショー会場で間中さんと知り合ったという。

 大野さんの妻房子さん(68)が川島町出身で、房子さんの実母苗村くにさん(90)がやすらぎの郷がオープンした時から数カ月前まで、毎日のように利用していた。そのお礼を兼ねて、同郷で産声を上げることにした。演奏終了後、メンバーらは「100㌫以上の出来栄え」と声をそろえた。

 大野さんは「我々も青春時代の曲の練習で若返り、皆さんにも生バンドで元気になってもらいたい」と話している。

 バンドの問い合わせは大野さん(℡049・224・4736)へ。

2010年7月7日水曜日

「のぼうの城」映画化  行田市がPRに本腰

2010年7月7日 読売新聞

 戦国時代の忍城攻防戦を描いた歴史小説「のぼうの城」(和田竜著)の映画制作が8月に始まるのを前に、小説の舞台となった行田市がロケの誘致や映画のPRに本腰を入れている。

 映画は犬童一心、樋口真嗣両監督が共同でメガホンを取り、主役の忍城城代・成田長親を狂言師の野村萬斎さんが演じる。公開は2011年秋の予定。

 市は「映画化を観光の起爆剤に」と、2月に「『のぼうの城』映画制作推進協議会」を組織。6月下旬に主役級の俳優陣が決まったのを受け、市内でのロケ実施を映画制作会社に要請したり、関連グッズを商品化したりする活動を急ぐことにした。同協議会長の工藤正司市長は「俳優が豪華な顔ぶれで公開が楽しみ。行田の魅力を全国にアピールするチャンスになる」と話している。

2010年7月3日土曜日

さいたま新都心  駅前開発の4社撤退

2010年7月3日 読売新聞を抜粋編集

 さいたま市のさいたま新都心駅前「8―1A街区」開発計画で、三菱地所(東京都)など開発業者4社が2日、事業主体の県と市、都市再生機構に対し、事業からの撤退を申し入れた。「経済環境の悪化で採算のめどが立たない」としている。計画規模の縮小など見直し交渉を重ねてきたが、頓挫した。事業計画は根本的な見直しを余儀なくされそうだ。