2009年11月26日木曜日

火渡りで無病息災 成田山川越別院

火渡りで無病息災 成田山川越別院
 2009年11月25日(水) 埼玉新聞を抜粋編集
 
 川越市久保町の成田山川越別院(石井照典主監)で23日、無病息災を祈願する、この時期恒例の火渡り祭が行われた。今回で15回目。

 高さ1メートルのマキを積み、その周りを覆ったヒバの葉に松明を使って火を入れ、法楽を揚げた。山伏姿の僧侶が燃え上がる火の中に古札などを投げ込むと、さらに炎は勢いよく熱く燃え上がった。下火になると、素足の僧侶が次々と歩いて火を渡った。この後、参拝者500人も素足姿で火渡り。それぞれの願いを託していた。

2009年11月24日火曜日

東武は川越・東急は横浜を 2012年の直通運転へ両鉄道がタッグ

沿線の魅力伝える名所巡り 来月共催
2009年11月24日 朝日新聞を抜粋編集

 東武鉄道は川越市、東急電鉄は横浜市の魅力を知ってもらおうと、それぞれのターミナルがある地域の観光名所を巡る「ウオーキング」を12月に共催する。両市沿線が副都心線経由で直通運転になるのは2012年。大手私鉄2社が行政に先立って、観光客の新しい供給源と見定めた地域に誘致作戦を仕掛けた形だ。

 「小江戸川越ウォーキング」は12月6日午前10時、東武東上線川越駅をスタート。喜多院、菓子屋横丁、蔵造りの街並みなどを約2時間で巡る。NHK連続テレビ小説「つばさ」に出演した俳優の脇知弘さんが参加者を応援する。

 「横浜みなとみらいウォーキング」は同19日午前10時、東急東横線横浜駅をスタート。横浜ランドマークタワー、横浜赤レンガ倉庫などを巡り、約2時間で山下公園にゴールする。

 東横線が地下に潜って副都心線と直通になるのは3年後だが、この時期に共催する理由について両社は「副都心線開業で東急東横沿線と東武東上線沿線がより身近になった」と説明する。「沿線の魅力を伝えたい」(東武鉄道)と、「つばさ」や「横浜開港150周年」の蓄積をばねに、両市の観光振興の後押しを図る構えだ。

2009年11月20日金曜日

8都県市首脳会議 分権改革へ活発議論 

8都県市首脳会議 分権改革へ活発議論 
2009年11月20日 埼玉新聞を抜粋編集
 
 首都圏の知事と政令市長による「8都県市首脳会議」が18日、さいたま市浦和区で開かれ、地方自治体の裁量権を保障するため、新たに「地方自治基本法(仮称)」を制定するよう国に働き掛けていくことで合意した。

 基本法制定を提案した神奈川県の松沢成文知事は「現行の地方自治法は組織や運営の細部まで規定し、地方自治を保障するというより、国が地方を管理する法律に成り下がっている。大まかなルールは基本法とし、それ以外は条例で各自治体が決められるようにするべきだ」と指摘した。

 地方自治法に基づく環境特化の「首都圏広域連合」については、道州制などを視野に設置する方向で合意した。

2009年11月19日木曜日

自転車モトクロスコース完成 秩父に県内初

自転車モトクロスコース完成 秩父に県内初
2009年11月18日(水) を抜粋編集

 秩父市大滝の滝沢ダム左岸滝沢園地に「秩父滝沢サイクルパーク」が完成した。アウトドアスポーツの一つとして注目されるバイシクルモトクロス(BMX)の本格公認コースで22日にオープンする。県内では初めて。

 BMXは1970年代にアメリカで生まれた自転車競技。競技はコース内の小高いスタート台から一気に下り、数十カ所の“盛土”を走り抜ける。ほかの自転車競技に比べ安全で家族、親子の参加も多いという。若い世代のスポーツとして昨年の北京五輪から公式種目になった。現在、BMX公認コースは全国に7カ所ある。同サイクルパークは首都圏3カ所目だが、国際大会も開催できる東日本有数の施設。

 サイクルパークの面積は約9500平方メートル。本コース(345メートル)とトレーニングコース(220メートル)、スタート(高さ5メートル)、ゴール施設、木製ステージなどがある。事業費は7800万円。

 BMXコースは大滝地区の若者が「地域を元気にしたい」との熱い思いで建設計画が始まったという。この夏、大滝活性化青年会議の役員らが中心になり秩父BMX協会(千島輝大会長)が設立された。

 記念レースは、全日本BMX連盟スーパーシリーズ第6最終戦。日本を代表するプロライダーの迫力ある走りが見られるほか、子どもから大人まで、クラス別のレースが行われる。同時に市民を対象にした体験教室が開かれる。

 市大滝総合支所は「幅広い年齢層が楽しめるスポーツで教室や講習会を開くなど、愛好者を増やしたい。来春には全日本選手権大会を予定している」という。将来は「秩父からオリンピック選手を」との期待も高まる。

2009年11月18日水曜日

河越館跡史跡公園オープン

河越館跡史跡公園オープン
2009年11月17日(火) 埼玉新聞を抜粋編集

 平安時代から南北朝時代にかけて武蔵国で有数の勢力を誇った武士「河越氏」の居館跡で、国の史跡に指定されている河越館跡(川越市上戸)の一部を活用した「河越館跡史跡公園」が完成、15日から一般に開放された。

 2007年から3カ年で取り組む発掘を伴う第1期史跡整備事業がほぼ完了したため、史跡を保存するとともに郷土学習や市民の憩いの場として活用してもらおうと、川越市教委が遺構を復元したり、中世の銘茶「河越茶」に近い在来種の木を植えた広場などを設置した。

 市教委によると、史跡の面積は約4万8千平方メートル。公有地化している約3万7千平方メートルのうち、第1期分として約1万3千平方メートルを整備した。公園は霊廟(れいびょう)とみられる遺構や井戸などを復元した史跡の広場(約5万7千平方メートル)と芝生と、お茶の木を植えた「茶太郎広場」に分かれている。

 市教委は「河越重頼の娘は源義経の正妻になったことでも知られており、河越氏の居館跡は中世武家を支えた武士の実態を知ることができる重要な遺跡」と来場を呼びかけている。

 開園は午前9時から午後5時(4月~9月は午後6時まで)。入場無料。年末年始(12月29日~1月3日)を除き年中無休。

2009年11月16日月曜日

全国には7つの小江戸が

小江戸といえば、川越市、栃木市、香取市が御三家ですが、他に4個所あります。
  1. 川越市 
  2. 栃木市 
  3. 千葉県香取市 
  4. 千葉県夷隅郡大多喜町 
  5. 神奈川県厚木市 
  6. 静岡県磐田市 
  7. 滋賀県彦根市
小江戸ウィキペディア

埼玉B級ご当地グルメ王決定戦:優勝は秩父「みそポテト」

埼玉B級ご当地グルメ王決定戦:優勝は秩父「みそポテト」
2009年11月15日 毎日新聞を抜粋編集

 県内のご当地グルメの個性や味を競う「第5回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」が14日、秩父鉄道秩父駅前と秩父まつり会館前通りを会場に行われた。さいたま市や川口、川越、行田市など21市町村から、うどんやあずき、おからなどを材料に23品のグルメが味を競い、秩父市の「みそポテト」が初優勝した。

 各グルメの売店が並ぶ約300メートルの通りは約3万5000人であふれかえった。

 上位入賞は次の通り。
 2位=つみっこ(本庄市)▽3位=おっきりこみ(秩父市)▽4位=はんのう味噌付けまんじゅう(飯能市)▽5位=なめがわもつ煮(滑川町)

2009年11月13日金曜日

行田のB級グルメ大会大盛況

行田のB級グルメ大会大盛況
2009年11月12日(木) 埼玉新聞を抜粋編集

 8日に行田市役所周辺で開催された「第2回行田市B級グルメ大会」に県内外から5万8千人もの来場者が訪れた。全国屈指の料理が顔をそろえたことで、3時間待ちという店も出るほどの盛況ぶり。「ゼリーフライ」「フライ」の2商品を全国発信しようと本腰を入れる行田市が手ごたえをつかむ一方で、2つの行田名物に秘められた底力が早くも発揮された。

 大会に参加した"ご当地グルメ"は全21店。行田名物のゼリーフライとフライ、羽生市のいがまんじゅうといった県内料理に加え、何と言ってもB級グルメの全国大会「B―1グランプリ」の歴代グランプリが顔をそろえたのが人気を呼んだ。今年の覇者「横手焼きそば」(秋田県横手市)をはじめ、過去3回で栄冠を勝ち取った「シロコロホルモン」(神奈川県厚木市)、「富士宮焼きそば」(静岡県富士宮市)―。

 この日も出店した行田ゼリーフライ研究会は、山梨、静岡、福岡など全国各地を駆け巡ってきた。各団体への出店依頼で重要な役割を果たしたのも同会だ。松井秀二郎会長は「今日ばかりは他店の売れ行きが気になって。こんなに多くの人が来てくれて大成功」と、ほっと一息。「B級グルメの仲間には、ライバル意識と同時に連帯感も生まれている。お互いの頑張りを見ることができるのも、行田にゼリーフライとフライがあったおかげ。私たちも全国各地で恩返しするつもり」

 松井会長によると、B級グルメには(1)古くから愛されている(2)家庭で食べられてきた(3)複数の店舗で味わえる―の3要素が不可欠で、ゼリーフライとフライはぴったり当てはまる。松井会長は力を込めて言う。「グランプリは十分狙える。ただ、私たちが目指すのはそこじゃない。名物を求めて観光客が訪れた時、行田を好きになってもらえる体制を地元でつくり上げていかないと」

2009年11月12日木曜日

市町村合併:新「久喜市」正式決定

市町村合併:新「久喜市」正式決定
2009年11月11日 毎日新聞を抜粋編集

 総務省は10日、久喜市と菖蒲、栗橋、鷲宮3町の合併を官報で告示した。これで地方自治法などに基づく合併のための全手続きが終わり、来年3月23日に新「久喜市」が誕生することが正式に決まった。

 合併後の面積は82・4平方キロ、人口は約15万7000人(今年4月現在)。市庁舎には現久喜市役所を使い、3町の役場は総合支所となる。

2009年11月6日金曜日

小川町商工会「ぴっかりブランド」スタート

小川町商工会「ぴっかりブランド」スタート
 2009年11月5日(木)埼玉新聞を抜粋編集 

 小川町には和紙や建具、地酒、絹など県内外に自慢できる物産品がたくさんあるが、身近すぎて魅力にあまり気づいていない。小川町の魅力を高める物産品にスポットを当て認定していく新しい制度「ぴっかりブランド」が今秋からスタートした。 

 認定品となるためには、地域の原材料が使用されている事や安全安心を配慮している事など、同商工会が定めているいくつかの基準をクリアする事が求められる。募集期間中、申請書を小川町商工会へ提出。その後、関係機関を集め設置した審査会(検討会)が可否を決める。

 「ぴっかりブランド」の由来は、和紙を天日干しする時にお天気が晴れると町がもうかるということから名付けたという。小久保会長の実父で、小川町の名誉町民・故小久保太郎氏が作詞した曲「ぴっかり千両」にあやかった。