2010年1月15日金曜日

番場町 秩父<この街に生きる

番場町 秩父<この街に生きる
2006年6月6日 読売新聞を抜粋編集

秩父市の中心部、国道299号沿いにある秩父神社。その門前町が〈番場町〉だ。正面の鳥居から南へ表参道にあたる番場通りが街を貫き、その両側に多くの商店が軒を連ねる。

番場通りは、1976年まで、同神社の冬の例大祭で、300有余年の伝統がある「秩父夜祭」(国重要無形民俗文化財)の屋台行列のルートだった。

「秩父銘仙」で知られる秩父の絹織物は、江戸時代に主要産業となり、明治中ごろから昭和の初めにかけて隆盛を極めた。番場通りの西にある黒門通りと買継(かいつぎ)商通りには、最盛期、二十数軒もの織元が出張所を構え、全国から買い付け商人がやって来た。

今も出張所の建物が数棟残り、往時の面影をしのばせる。

番場町【地図】