2010年3月14日日曜日

「漬物の深谷」売り込め  協会創立50年式典

「漬物の深谷」売り込め  協会創立50年式典
2010年3月13日 読売新聞を抜粋編集

 深谷市の漬物業者40社で作る「深谷地区漬物協会」の創立50年を祝う記念式典が12日、同市西島町の埼玉グランドホテル深谷で開かれた。この50年の食生活の変化で漬物の需要は落ちているが、協会も同市も深谷を「漬物の街」として全国に売り込もうと張り切っている。

 深谷の漬物業者は、大根の生産が盛んな土地柄を生かし、旧岡部町(現深谷市)を中心に増えた。現在、タクアン漬けのほか、白菜、キュウリ、ナスなど様々な野菜を使った漬物を生産している。

 1985年には会員業者数が68社にまで増え、特に旧岡部町は「関東一の漬物生産地」と言われたという。しかし、漬物の需要低下につれて、業者数は減少。59年4月の協会発足時に参加していた本庄市や熊谷市の業者は姿を消し、会員は深谷市内にしかいなくなった。

 この日の記念式典には、小島進市長ら約80人が出席。柿沢元一会長が「漬物という伝統食品を現代の食文化に浸透させ、次世代に受け継ぎたい」とあいさつすると、小島市長は「自らセールスマンとなって全国にPRし、地場産業に元気になってもらいたい」と応じた。