2010年3月13日土曜日

『岩槻ねぎ』でにぎわいを 地元有志が『ねぎわいマップ』

『岩槻ねぎ』でにぎわいを 地元有志が『ねぎわいマップ』
2010年2月27日 東京新聞を抜粋編集

 さいたま市岩槻区の伝統野菜「岩槻ねぎ」を使い、にぎわいを生み出そうと「岩槻ねぎ倶楽部」(長谷川芳雄代表)が「ねぎわいマップ」を作製し、同市役所で二十五日、ねぎ売りの姿で清水勇人市長に報告した。

 岩槻ねぎは、やわらかさと強い甘みが特徴。しかし、やわらかすぎるために積み重ねが難しく、流通に不向きなことから次第に生産量が減ったという。長谷川代表によると、戦後は数百軒あった生産農家も、現在は二軒しかないという。

 同倶楽部は飲食店や生産農家が中心となって昨年五月に発足、B級グルメ王決定戦などに参加してきた。“ねぎわい”の言葉には、にぎわいと、ねぎらいの意味を込めた。

 マップは、岩槻ねぎを使った塩焼きそばや鍋などが食べられる区内の十八飲食店や、観光名所を紹介。一万五千部を作製し、市内全区役所や岩槻区の公民館、駅などに置く。