坂戸の大河原遺跡から舟方木棺の埋設施設
2010年2月28日(日) 埼玉新聞を抜粋編集
坂戸市北峰の大河原遺跡で、弥生時代から古墳時代に使用された「舟形木棺」の埋設施設が見つかった。木棺は腐食により消滅していたが、木棺を固定するための粘土が周囲に残っていたため、舟形木棺の埋設施設と分かった。
古代では、死後の世界に船で行くと考えられ、舟形木棺は埋葬時に使用されていた。
同遺跡の対象地域は約7万5千平方メートル。縄文時代と、古墳~平安時代の遺跡とされ、1985年ごろから発掘調査が続けられている。