“ネギ売り”が岩槻ねぎアピール
2010.2.25 産経新聞を抜粋編集
「ねぎやー、ねぎ。岩槻ねぎー!」。25日、てんびん棒を担いだ昔ながらの“ネギ売り”の声がさいたま市役所に響いた。
声の主は、同市岩槻区の飲食店などでつくる「岩槻ねぎ倶楽部」のメンバー。地元産の「岩槻ねぎ」を提供する店舗を紹介した地図を作製、区内などで無料配布を始めたことを報告するため、市役所を訪れた。
岩槻ねぎは柔らかく、甘みが強いのが特徴の青ネギ。生産量が少なく、「幻のネギ」とも呼ばれている。
今回、岩槻ねぎ倶楽部が作製した地図は、岩槻ねぎを提供する18店舗を紹介した「ぶらり岩槻観光『ねぎわい』マップ」。1万5000部作製し、区内など約70カ所で無料配布している。
岩槻ねぎ倶楽部の長谷川芳雄代表(60)は「『ねぎらい』と『にぎわい』の心を込めて『ねぎわいマップ』と名付けました」と話していた。