岩槻観光タクシー ガイド役は運転手
2010年2月10日(水) 埼玉新聞を抜粋編集
岩槻観光委員会(冨永庄蔵委員長)は、「岩槻観光タクシー」を運行する。タクシーは岩槻の名所や旧跡を2時間30分かけて巡り、運転手がガイドを務める。
城下町だった岩槻には岩槻城の鐘楼「時の鐘」や城址公園、坂東札所12番の慈恩寺観音、三蔵法師の霊骨が眠る玄奘(げんじょう)塔など、史跡が数多くある。しかし、多くは駅から歩いて行ける距離にない上、週末にはコミュニティバスが運行しておらず、自家用車がないと訪れにくいという。
コースは、岩槻駅から時の鐘、慈恩寺、玄奘塔、岩槻城址公園、東玉人形の博物館。ガイドを務める運転手は事前に研修を受けるという。
運賃は通常に回った場合の18%割り引きの1万2000円で、1台4人まで乗れる。事前予約制で毎日運行。5月から10月は月曜日休み。
県内では秩父や飯能、小川町などで観光タクシーを運行しているが、県南部では初めて。
申し込み、問い合わせは岩槻タクシー(0120・866・188)。