映画・のぼうの城 観光の起爆剤に 行田市
2010年2月23日 読売新聞を抜粋編集
行田市は、市内の忍城(おしじょう)を舞台とする和田竜さんのベストセラー歴史小説「のぼうの城」(小学館)の映画化を観光の起爆剤にしようと、映画のPRや観光客の集客態勢の整備に乗り出した。
「のぼうの城」は、戦国末期に豊臣秀吉が関東の北条氏攻めを行った際、でくの坊の「のぼう様」と呼ばれた忍城城代・成田長親(ながちか)らが、石田三成らの2万余りの軍勢による水攻めに耐え、北条氏の拠点・小田原城の陥落まで城を守り抜いた攻防戦を描く。2007年の発表後、36万部のベストセラーとなり、昨年、映画化も決まった。