2009年04月23日(木)埼玉新聞を抜粋編集
ときがわ町西平の「慈光寺」までの参道二㌔の両端に群生する三十万本のシャガが可憐な花を咲かせ、訪れた人たちの目を楽しませている。
慈光寺は千三百年の歴史を誇る関東屈指の古刹で坂東三十三カ所の九番札所としても知られる。
シャガはアヤメ科の宿根草。別名「胡蝶(こちょう)花」とも呼ばれ、白色の花びらに紫の斑点があり、この中にも黄色い斑点が散らばっている。
また、慈光寺から七、八百㍍上った霊山院では五十種百二十株のボタンの花が咲き始めた。五月四日午前九時から正午まで「ぼたんまつり」もある。