2009年4月27日(月)埼玉新聞を抜粋編集
殿様や足軽などに扮(ふん)して、川越市から東京都板橋区までの川越街道約三十一キロを歩くイベント「大名行列」が二十六日、行われた。川越街道が通る自治体の相互交流を促進し、文化や観光事業に役立ててもらおうと、全国各地で火縄銃の発砲などの演武を披露している市民団体「川越藩火縄銃鉄砲隊保存会」(寺田勝広代表)が企画した。
大名行列に参加したのは同会会員三十人。一行は午前六時、川越市小仙波町の東照宮を出発。初夏を思わせる暑さの中、殿様を中心に据え、前後に中間(ちゅうげん)と足軽各十人、侍八人、道中奉行一人が、やりや鉄砲、長持ちなどを持ち、道路左側を縦列行進した。