2010年5月24日月曜日

YS11 「見違えるほど美しく」 所沢航空公園駅前

2010年5月23日(日) 埼玉新聞を抜粋編集
 
 所沢市の西武新宿線航空公園駅北口前に展示してある旅客機YS11が22日までに、新しく塗装され、最新鋭機と見違るようにきれいになった。県川越県土整備事務所が2004年に続いて行ったもので、今回が2回目。

 YS11は日本の航空工業界が総力を挙げて開発した唯一の本格的な近距離用ターボブロック中型旅客機。1962年8月に初飛行し、182機が製造され、国内外で需要があった。

 展示してあるYS11は69年に製造された第101号機で、97年4月13日の大島~東京便を最後に、総飛行時間5万2991時間、総飛行回数5万8253回で現役を引退、全日本空輸とエアーニッポンが県に寄贈、航空発祥の地を記念して、航空公園駅前に展示された。

 YS11は幅32㍍、全長26・3㍍、高さ8・98㍍、座席数64、最大速度時速555㌔、巡航速度450㌔で、航続時間4時間、航続距離1200㌔。