2009年7月3日 東京新聞を抜粋編集
川越市の中心市街地活性化基本計画が国に認定された。同計画は中心市街地の活性化に関する法律に基づくもので、認定されると国の財政支援を受けることができる。市は計画に沿って、川越城跡や時の鐘などの観光拠点を生かしたまちづくりを進める。
県内で中心市街地活性化基本計画が認定されたのは同市が初めて。計画期間の二〇一三年度までに、約二百六十五ヘクタールの対象区域で、川越城中ノ門堀跡整備や鏡山酒造跡地の本格活用など六十八事業を展開。歩行者・自転車の通行量を5~15%程度増加させることや、半日以上中心市街地に滞在する観光客の割合の10%増を目指す。
市中心市街地活性化推進室は「まちの回遊性を高め、にぎわい創出を目指す」としている。