2009 年 6 月 25 日 埼玉新聞を抜粋編集
寄居町と小川町と言えば、HONDAの新工場誘致に成功した2町という共通点がある。小川工場は2009年4月の建設が始まっているものの、寄居工場は金融危機による先行き不透明感から当初2010年の稼働予定が2012年以降への延期と決まっている。
そんな中、寄居町と小川町が2町合同によるスタンプラリーを企画・実施する。地域の活性化に加え、HONDA新工場の歓迎を目的にしたものだ。2町の商店街はもちろん小規模事業者や大型店、消費者含め全体を巻き込むイベント性を全面に打ち出し、歓迎ムードを高めることが狙いだ。
2市町村合同によるスタンプラリーは、「県内でも貴重な先進事例」(埼玉県商業支援課)という。最悪期は脱したという景気底打ち説もあるが、地方経済の実態は非常に厳しい状況にある中、地域に明るい話題を提供するイベントと期待されている。
開催期間は7月1日から8月31日まで。両町内の参加店91店舗でお買い物やお食事をされた人が対象だ。スタンプ台紙付きのパンフレットは6月30日から配布される。希望者は両商工会まで。