2009年1月25日日曜日

渋沢栄一賞にヤオコー川野幸夫氏ら3氏 

2009.1.14産経新聞を抜粋編集

 優秀な業績を上げ社会に貢献した全国の企業や経営者を埼玉県が表彰する「渋沢栄一賞」の第7回受賞者に、事務用品製造販売の日本理化学工業(川崎市)会長の大山泰弘氏(76)▽小売業ヤオコー(川越市)会長の川野幸夫氏(66)▽缶詰やレトルト食品製造のはごろもフーズ(静岡市)顧問、後藤磯吉氏(89)の3人が決まった。

 大山氏は、粉が飛び散らないチョークで国内シェアトップを誇り、全従業員のうち7割を超える55人の障害者を雇用していることなどが評価された。

 川野氏は、スーパー「ヤオコー」を展開して19年間増収増益を達成し、小児医療研究の分野に20年にわたり助成を続けていることなどが受賞理由。

 また、後藤氏は、自ら開発した「シーチキン」でツナ缶詰の国内シェアトップとなり、静岡県の教育研究機関へ助成を続けてきたことなどが認められた。