2009年1月9日金曜日

県内の初詣で客443万人

 2009年1月8日(木)埼玉新聞を抜粋編集

 今年もアニメ効果は抜群だった。正月三が日に鷲宮神社(北葛飾郡鷲宮町)へ初詣でに出掛けた人は、過去最多三十万人を記録した昨年よりも十二万人多い四十二万人だったことが七日、県警のまとめで分かった。また県内の主な神社・仏閣への参拝客も昨年より四十一万人増の四百四十三万人で、この十年で最も多かった。

 鷲宮神社人気の陰に隠れてはいるが、高麗神社(日高市)も十八万人で昨年より五万人増えた。韓流ブームの火付け役、人気俳優ペ・ヨンジュンさんが、かつて朝鮮半島で栄えた高句麗を舞台にした人気時代劇の主役を演じていることから、縁のある高麗神社の人気が高まったとみられる。

 そのほか大宮氷川神社(さいたま市大宮区)は昨年より二万人多い二百五万人で県内最多。箭弓稲荷神社(東松山市)も二万人増の二三・五万人が訪れた。

 三月三十日スタートのNHK朝の連続テレビ小説「つばさ」で舞台となる川越市にある喜多院も、七千人増で四十二万人の参拝客が訪れた。

参拝客5万人以上の県内神社仏閣

▽大宮氷川神社(さいたま市大宮区)205万人
▽喜多院(川越市)42万人
▽鷲宮神社(鷲宮町)42万人
▽箭弓稲荷神社(東松山市)23・5万人
▽調神社(さいたま市浦和区)18万人
▽高麗神社(日高市)18万人
▽川越氷川神社(川越市)17万人
▽久伊豆神社(越谷市)14万人
▽神明社(所沢市)13・5万人
▽金鑽神社・同大師(神川町)9・3万人
▽宝登山神社(長瀞町)7・2万人
▽秩父神社(秩父市)5・2万人
▽石戸厄除両大師(北本市)5万人 。