2008年10月31日金曜日

嵐山で流鏑馬を披露

 2008年10月30日(木)埼玉新聞を抜粋編集

 十一月三日午後一時から、嵐山町菅谷の菅谷館跡二ノ郭の嵐山時代まつりメイン会場で流鏑馬(やぶさめ)が披露される。

 森さんは東京都在住で、日本の歴史をひもとくと馬にたどりついたという。和種や在来馬と日本ならではの馬による騎馬術を伝えたいと六年前に同会を立ち上げ、山梨県の牧場で練習開始。太刀で巻きわらを切ったり、やりを振ったりしているうちに平安時代末から鎌倉時代にかけて盛んに行われていた流鏑馬にたどりついたという。

 嵐山町菅谷の菅谷館跡は鎌倉時代の武将、畠山重忠が居住していたと伝えられ、森会長が比企地域に興味があったことも練習場を移した理由の一つ。

   森会長によると日本古来の馬は現在国内に二千頭いるかどうかで、その中の80%が北海道で飼育されていると話す。体高は百二十五センチから百三十五センチとサラブレッドより小さいが足腰が強いうえ小回りが効き、戦には適していたと話す。