毎日新聞 2009年7月17日
川越商工会議所は「かわごえ 和スイーツ コンテスト」の参加作品を募集している。テーマは小江戸・川越にちなんだ「和」を取り入れた作品で、洋菓子でもいい。大の甘党で知られる芝田山親方(元横綱・大乃国)を審査委員長に招き、優秀作品は新たな特産品として商品化することも検討している。
川越を舞台にしたNHK朝の連続テレビ小説「つばさ」で、ヒロインの実家が和菓子屋「甘玉堂」との設定にちなみ、コンテストを企画した。書類による事前審査で8作品程度に絞り、10月11日の最終選考で実際に作ってもらった作品を芝田山親方らが試食してグランプリを決める。
表彰式は最終選考日の午後に同市新富町1の鏡山酒造跡地で行われ、「甘玉堂」の看板商品を再現して来場者にプレゼントする。芝田山親方のトークショーもある。
「伝統と新しさが共有する川越の町にふさわしい菓子を考えてほしい」と商工会議所。応募は8月末まで。問い合わせは商工会議所(電話049・229・1810)。