2008年12月2日 読売新聞を抜粋編集
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来年1月25日投開票の川越市長選について、市民団体「川越の将来を考える会」は1日、住民が次期市長に求める政策を盛り込んだ「逆マニフェス ト」の概要を発表した。基本理念として、新市長は経営感覚を持った行政運営手腕が不可欠だと強調するとともに、市民にも行政依存の体質から脱却して街づく りに参画すべきだと掲げた。
考える会は、市在住で前連合会長の笹森清さん(68)と、「川越蔵の会」前会長の馬場弘さん(66)の県立川越高OB2人が呼びかけ人。2月の結成以来、有識者を招いた勉強会など、のべ450人の市民たちが検討を重ねてきた。
次期市長が1期目に取り組むべき課題として4点を列挙。
- 新築か増築かで揺れる市庁舎移転問題について、計画段階から市民の意見集約を図るべき
- 観光都市としてマイカー利用客による渋滞緩和策も緊急課題
- 観光を商業、農業、工業の活性化とい かに結びつけるか
- 子どもの教育で家庭、地域、学校をどのように連携させるか
笹森さんは「多くの市民がかかわった逆マニフェストを候補者も無視できない。市政にどう反映されているか、チェックすることが大切だ」とした。詳細な内容は近く「川越蔵の会」ホームページに掲載予定。
【PDF】市民マニフェスト