2009年11月18日水曜日

河越館跡史跡公園オープン

河越館跡史跡公園オープン
2009年11月17日(火) 埼玉新聞を抜粋編集

 平安時代から南北朝時代にかけて武蔵国で有数の勢力を誇った武士「河越氏」の居館跡で、国の史跡に指定されている河越館跡(川越市上戸)の一部を活用した「河越館跡史跡公園」が完成、15日から一般に開放された。

 2007年から3カ年で取り組む発掘を伴う第1期史跡整備事業がほぼ完了したため、史跡を保存するとともに郷土学習や市民の憩いの場として活用してもらおうと、川越市教委が遺構を復元したり、中世の銘茶「河越茶」に近い在来種の木を植えた広場などを設置した。

 市教委によると、史跡の面積は約4万8千平方メートル。公有地化している約3万7千平方メートルのうち、第1期分として約1万3千平方メートルを整備した。公園は霊廟(れいびょう)とみられる遺構や井戸などを復元した史跡の広場(約5万7千平方メートル)と芝生と、お茶の木を植えた「茶太郎広場」に分かれている。

 市教委は「河越重頼の娘は源義経の正妻になったことでも知られており、河越氏の居館跡は中世武家を支えた武士の実態を知ることができる重要な遺跡」と来場を呼びかけている。

 開園は午前9時から午後5時(4月~9月は午後6時まで)。入場無料。年末年始(12月29日~1月3日)を除き年中無休。