2008年7月18日金曜日

「埼玉の地酒で乾杯」 応援団、総会で推進決める

 2008年7月17日(木)、埼玉新聞

 埼玉県や県内の企業経営者らで組織する「埼玉地酒応援団」が、さいたま市南区の別所沼会館で二〇〇八年度総会を開き、「埼玉の地酒で乾杯運動」を推進していくことなどを決めた。

 団長の原宏・埼玉県経営者協会名誉会長が「埼玉県は全国有数の酒の出荷量を誇っている。埼玉の地酒はおいしい。埼玉の地酒で乾杯運動をさらに広めていきたい」などとあいさつ。

 顧問の上田清司知事は、平成の名水百選に、埼玉から全国で最も多い四カ所が入選したことを挙げ、「埼玉は水に恵まれている」などとPR。また「おいしい酒を造ってもらっている」などと酒造メーカーに感謝を表明した。

 活動実績を報告した後、県内の蔵元が自慢の酒を紹介。参加者は「小山本家酒造」や「釜屋」「横田酒造」「石井酒造」など県内三十二の蔵元の酒を試飲しながら歓談した。

 応援団は、埼玉の地酒を県内外に紹介し消費拡大につなげようと、今年の一月に発足した。現在、百八十会員。