2010年8月14日土曜日

久喜市のナシ、甘み増して仕上がり上々

2010年8月14日、東京新聞を抜粋編集

 ナシの名産地、久喜市で「幸水」の収穫が始まり、農家の人たちは一足早い“実りの秋”に汗を流している。

 県によると、白岡町や久喜市の旧菖蒲町では、明治時代からナシの栽培が行われていたという。関東農政局の二〇〇六年度の調べでは、白岡町の収穫量が千六百八十トン、旧菖蒲町が千六百トンで、一帯は県内随一の産地。三月に旧菖蒲町など三町と合併した新久喜市の収穫量は計二千三百九十五トン、作付面積は百三ヘクタールに達し、同市が県内一に。

幸水の収穫は八月下旬まで続き、その後は彩玉、豊水、あきづき、新高の順で十月末まで続く。