2010年4月13日火曜日

らき☆すた神輿 上海万博へ 海越える「萌え文化」

2010年4月11日(日)

  人気アニメ「らき☆すた」の絵をあしらった旧鷲宮町(現久喜市)の土師(はじ)祭名物「らき☆すた神輿(みこし)」が、5月1日に中国で開幕する上海国際博覧会(上海万博)へ出展される計画が浮上している。日本のアニメや漫画などを体験してもらう国と企業の官民協働イベントの一環。展示のほか、現地のファンに担いでもらう構想も出ている。鷲宮から世界へ。らき☆すた神輿のグローバルな活躍に、地元関係者は「万博帰りの神輿になれば、鷲宮や土師祭にとって絶好のPRになる」と期待を寄せている。

■アニメと伝統が融和

 らき☆すた神輿は2年前、鷲宮神社の門前通りで毎年9月に行われる土師祭を盛り上げようと、らき☆すたファンと地元住民が協力して製作。祭りを主催する祭興会が所有、鷲宮町商工会に管理を委託している。

 日本の漫画やアニメに代表されるサブカルチャーは海外で「クールジャパン」と呼ばれ、注目を集めている。こうした日本が誇るコンテンツを上海万博を通じて、さらに広めるのがイベントの狙い。その中で人気アニメと伝統文化が結び付いたらき☆すた神輿に白羽の矢が立った。

 また、キャラクターへの愛情を示す「萌(も)え」という言葉も「最萌」(一番萌えたという意味)などの用法で浸透しているという。らき☆すた神輿でおなじみの「萌ーえ、萌ーえ」の掛け声が、海を越えた上海の地に響き渡るかもしれない。