2009年2月2日月曜日

15歳の誓い胸に 伝統の立志式40回目 日高・市立高麗中

 2009年2月1日(日)埼玉新聞を抜粋編集
 
 論語の「志学」にちなんで、数えで十五歳になる中学二年生が自分の将来に対する志を全教職員や生徒、保護者、地域の人々の前で披露する「立志式」を、日高市梅原の市立高麗中学校(村田保夫校長、生徒数百二十人)が続けている。今年で四十回目。かつての元服式にも通じるこの行事を行っているのは県内の中学校で同校だけだ。

 高麗中学校はヒガンバナで知られる巾着田のある高麗川を隔て、日和田山と真向かいの小高い丘の上にある。

 伝統ある同校の立志式は一九七〇年一月に始まり、毎年続けている。【1】自分をじっくり見つめ、将来を考える機会にする【2】将来の目標を持つ【3】進路について考え、充実した三年生の生活につなげる―などが目的だ。

 三年生は一年前の自分の体験を思い起こし、一年生は来年の自分の姿を想定しながら聞いているようだった。保護者の中にはわが子の言葉に涙ぐむ人も。

 上田昇教頭は「聞き応えのある発表だった。世界に目を向けた夢や、人のため社会のために尽くそうという決意、夢の実現に向けての計画を考えている生徒もいるなど感心した」と感想を述べた。