2008年8月7日木曜日

県内設備投資22.5%大幅増の見通し ホンダ効果

 2008年8月6日(水) 埼玉新聞を抜粋編集

 二〇〇八年度設備投資計画額は全産業で四千五十三億円、前年度実績比22・5%増と増加に転じる見通し。ホンダなど自動車メーカーの工場新設などにより輸送用機械が前年度比85・6%増と大幅増となり、全体を押し上げた。

 製造業の投資計画額は千七百七億円、前年度実績比43・4%増。金属製品が前年度の二・一倍となるほか、一般機械が42・4%増、化学が38・9%増、電気機械が21・0%増といずれも増加。一方で、食品は飲料の能力増強投資が完了する影響で64・6%減となる。

 非製造業の投資計画額は二千三百四十六億円、前年度実績比10・8%増。物流関連投資により運輸が15・2%増、リースが12・7%増となるほか、サービスが二・四倍に増加することから、全体で四年連続の増加となる。大型のショッピングセンター投資の一巡により不動産は13・2%減少する。