2008年11月18日火曜日

深谷の煮ぼうとう4連覇 めん類最強対決

 2008年11月17日(月)埼玉新聞を抜粋編集
 
 郷土料理のめん類最強味比べ対決「エヌ・ワン・グランプリ2008」が十五、十六の両日、深谷市の深谷ビッグタートルで開かれ、同市の武州煮ぼうとう研究会による煮ぼうとうが四年連続優勝した。二日間で約十一万人が訪れ、盛況だった。

 同グランプリは、同市産業祭の目玉企画として定着。六回目の今回は、煮ぼうとうと、本庄市のカルビうどん、群馬県伊勢崎市のおっきりこみ、新潟県南魚沼市の八海山きのこそば、山梨県笛吹市のほうとうの五種類が対決した。

 審査は、二日間合計四百人の審査員に特別審査員を加え、投票で決定。順位は一位煮ぼうとう、二位おっきりこみ、三位カルビうどん、四位ほうとう、五位八海山きのこそばとなった。武州煮ぼうとう研究会には新井家光市長から優勝カップ、埼玉新聞社の間篠功県北支社長から優勝トロフィーが贈られた。

 同研究会の小林仲治会長(62)は「それぞれが強いので、どうなることかと思ったが、みなさんのおかげで四連覇できた。今後も煮ぼうとうの味を守り、後世に伝えていきたい」と話した。

 煮ぼうとうは、深谷市特産の深谷ネギに、今回も県特産タマシャモを加えて味を深めた。カルビうどんは、豚カルビと甘みのあるトウガラシが決め手。本庄市銀座の筑井里江さん(39)が創作した。