2008年6月5日木曜日

埼玉古墳群 「めざせ!世界遺産へ」

2008年6月1日(日) 埼玉新聞を抜粋編集

埼玉古墳群(行田市埼玉)の価値について、井沢元彦氏は、「古代において、中央政権ではない地方の文化がこんなにも充実していた、ということを世界に発信していくべきだ」と述べた。

「古代アジア古墳文化の終着点」という視点に加え、「中央に対しての地方分権を示す遺跡として評価できる。世界を見ると、中央だけが栄え、地方は衰退している場所は現代にいくらでもある。

だが日本は古代から地方分権があった。

地方の時代と言われる今、それが埼玉古墳群の強みだ。
非常に日本的であり、グローバルスタンダードにもなり得る」と、新たな可能性を指摘した。