2008年11月21日金曜日

「唐人揃い」復活 仮装行列で異文化楽しむ 川越

 2008年11月17日(月)埼玉新聞を抜粋編集

 江戸時代に朝鮮通信使の行列をまねて町民らが川越まつりで披露していた仮装行列「唐人揃(ぞろ)い」を再現する「復活!唐人揃い―朝鮮通信使―多文化共生・国際交流パレード」が十六日、川越市内で行われた。異文化を楽しみ、平和を愛した川越町人らの心意気を感じてもらおうと、市民団体らで組織した実行委員会(江藤善章代表)が主催した。今年で四回目。

 参加したのは、市民団体や朝鮮初中級学校、高級学校など約二十団体計四百人。午後零時半から約二時間にわたり、同市連雀町の蓮馨寺から同市元町までの蔵造りの一番街などを通る片道約五百メートルを往復した。参加者らは韓国の宮廷衣装をはじめトルコやモンゴルなど各国の民族衣装をまとい、民族楽器による踊りを披露しながら練り歩いた。