2008年11月13日(木) 埼玉新聞を抜粋編集
東松山市高坂地区の領主だった「旗本・加賀爪氏四代記」をテーマに、「第二回比企・入間歴史ツーリング」が開かれ県内各地から集まった十七人がゆかりの地を巡った。鳩山町在住の作家今井敏夫さんを案内役に、同市高坂の高済寺や足利基氏館跡、岩殿観音などを訪ねた。
高済寺は、加賀爪政尚などの墓がある。
政尚は幼いころから家康に仕え、近習として家康の諸雑事を受け持った。比企郡のほか相模国高座郡で三千石を領したが慶長元年、家康と上洛した際、伏見城で大地震に遭い倒壊した城門の下敷きで三十五歳で没。